新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 THE MARKET

1~3月期の米国GDP、在庫減少などを背景に成長鈍化へ=窪谷浩

今週のポイント 米国GDP(4月28日) 在庫減少などを背景に成長鈍化へ=窪谷浩

 4月28日に米国で2022年1~3月期の国内総生産(GDP)が公表される。米経済は供給制約や資源高などにより、インフレが40年ぶりの水準となるなど逆風にさらされている。そのような中、当期は年初からのオミクロン株の感染拡大や、2月下旬のウクライナ侵攻に伴う経済への影響を見極める上で注目される。

 21年10~12月期を振り返ると、実質GDP成長率は前期比年率6.9%増と7~9月期の同2.3%増から大幅に上昇した。需要項目別では住宅投資が同2.2%増と3期ぶりにプラスに転じたほか、設備投資が同2.9%増(7~9月期は同1.7%増)、個人消費は好調な年末商戦を受けて同2.5%増(7~9月期は同2.0%増)とそれぞれ伸びが加速した。さらに、当期は在庫投資の成長率寄与度が5.3%ポイント増となり…

残り346文字(全文733文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事