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《中国株》景気失速懸念拭えず、上海総合株価指数は年初来で20.7%急落=斎藤尚登

 景気失速懸念から4月25日の上海総合株価指数は前日比5・1%の急落を演じた。翌26日は2886ポイントで引け、年初来では20・7%の下落となった。上海市の都市封鎖は1カ月以上続き、厳格なゼロコロナ政策が全国で実施された。首都北京でも市民に対する複数回のPCR検査の実施やさまざまな行動制限など防疫体制が強化されたことなどが響いた。

 今後の株価動向のカギを握るのは、一にも二にも新型コロナウイルス感染症の拡大抑制である。この点で感染爆発に見舞われた上海市の一日の新規感染者数が大きく減少していることは朗報だ。

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