経済・企業 EV・日本の大逆襲
《EV・日本の大逆襲》アウディ:VWグループのEV化を先導
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独フォルクスワーゲングループはアウディが2020年に「e-tron スポーツバック」を皮切りにEVを投入、今年秋までに計8車種に増やす。VWはPHV、ポルシェはEVを1車種ずつ販売中だ。
独フォルクスワーゲン(VW)グループは2021年7月、30年までの経営戦略「NEWAUTO」を発表した。25年までに730億ユーロ(約9.9兆円)を投資し、販売する車両のEV化とデジタル化を推し進める方針だ。
グループの中で先導役となるのがアウディだ。電動化戦略「Vorsprung 2030」では、25年までに20以上のEVを投入し、33年以降はエンジン車を廃止、全モデルをEV化する計画だ。日本では、20年に最初のEV「e-tron スポーツバック」を発売し、その後、ラインアップを拡充している。今年は秋に戦略SUV 「Q4 e-tron」を導入する。価格は599万円からとこれまでの車種の半分程度となり…
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週刊エコノミスト
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