鉱工業生産指数/有効求人倍率=ゼノデータ・ラボ/最終回
有料記事
鉱工業生産指数(原指数) 半導体製造装置など成長鈍化
AI「ゼノインデックス」が予測する鉱工業生産指数(経済産業省が毎月末にその前々月分速報を発表)は、7月に97・8となる。6月以降の予測値は、前回から下方修正することになった。
22年4月実績は93・9、3カ月ぶりにマイナスとなる前月比12%減だった。
AIが予測を下方修正した理由のひとつに、半導体・フラットパネルディスプレー製造装置、建設・鉱山機械の成長鈍化が挙げられる。コロナ禍でも高成長してきた両品目だが、半導体不足による国内需要の減少、ウクライナ情勢、中国・上海での外出制限による海外需要の減少が重なり、6月には前年同期比並みに戻る。
残り510文字(全文808文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める