経済・企業THE MARKET

《ドル・円》米景気の不透明感が増せば波乱も

ドル・円 当面は1ドル135円か=深谷幸司

 米国では想定外になおもインフレ加速が示され、金融引き締めが加速するとの観測が広がった。景気後退リスクが意識される中でも米長期金利は上昇し3%台半ばに。日銀の超金融緩和政策維持姿勢と相まってドル・円相場を135円台まで押し上げた。

 しかし、景気悪化と長期金利上昇という相いれない状況で、米長期金利上昇がなおもドル高・円安を促し…

残り276文字(全文460文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月6日号

上がる金&揺らぐドル 史上最高値への地殻変動16 米実質金利との逆相関 崩れた背景に中銀の買い ■村田 晋一郎/谷道 健太19 これで分かった! 「金」の基礎知識 Q&A ■池水 雄一 徹底展望 2023年末 金価格の見通し22 2300ドル 非民主的国家が買い増し 西側への不信で分断拡大 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事