《今週のポイント》日銀短観6月調査(7月1日)=上野剛志
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今週のポイント 日銀短観6月調査(7月1日)
仕入れ・販売価格の動向に注目=上野剛志
7月1日に公表される日銀短観6月調査では、製造業と非製造業で景況感の方向性が異なりそうだ。前回3月調査では、原材料価格の高騰に加えて、製造業では供給制約、非製造業ではオミクロン株の拡大が逆風となり、ともに景況感が悪化していた。
前回調査以降、原材料価格の高騰に拍車がかかっていることは、幅広く景況感の重荷になるだろう。また、製造業では、部品不足など供給制約の長期化や中国での都市封鎖に伴う外需の低迷も相まって、景況感は弱含みそうだ。
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週刊エコノミスト
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