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経済・企業 今こそ仕込む日本株

経済再開で厳選!30銘柄=仲村幸浩

 経済活動が本格的に再開すれば、ゲームセンターやライブイベントなどの業種にも恩恵が広がる。

レジャーやテーマパークに注目

インバウンド復活で多言語翻訳機も=仲村幸浩

 新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きを見せ、経済活動の再開(リオープン)が進み始めた。こうしたリオープン関連銘柄が今、市場の関心を集めている。一口に「リオープン」といっても、いくつかのサブテーマに分かれる。まずは、テーマパーク・レジャー施設などだ。

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 代表的なのは「ディズニーランド」などを運営するオリエンタルランドだ。2023年3月期はコロナ影響の緩和を背景に入園者数が前期から大きく増加する見込み。4月に「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」を開業したばかりで、23年度には「東京ディズニーシー」の大規模拡張プロジェクトとして「ファンタジースプリングス」の開業が予定されている。今後、入場制限の緩和などがあれば、株価見直しの動きが加速しそうだ。

クレーンゲームが好調

 ラウンドワンも注目だ。300台を超すクレーンゲームを集めた「ギガクレーンゲームスタジアム」を各地で展開しており、クレーンゲームを実装した改装店舗の月次売り上げ動向が好調。一足先にリオープンが進んだ米国での既存店売上高も、会社計画を大幅に上回って推移しており、業績上振れ期待が高まっている。

 富士急行も面白い。富士山麓(さんろく)地域で観光事業を展開しており、富士急ハイランドなどの遊園地のほか、アウトドア、ゴルフ・スキー場、ホテルなどのレジャー・サービス業、鉄道、バス、ハイヤー・タクシーなどの運輸業を多面的に展開する。富士山麓への観光客増加により、事業全体が恩恵を享受できるビジネスモデルとなっている。

 格安航空券サイト「スカイチケット」を運営するアドベンチャーは、アプリ広告をうまく活用したことでコロナ禍の影響が大きかった20年、21年においてもアプリのダウンロード数が順調に拡大。ユーザー数が積み上がっており、今後の旅行需要回復時の業績への寄与が大きいことが期待される。

 WiFiレンタルを手掛けるビジョンはコスト削減による収益体質の強化…

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