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《NY市場》決算発表で企業間の業績格差が注目される=村山誠

NY市場 企業間の業績格差に注目=村山誠

 米企業の2022年4~6月期決算発表が本格化する。7月8日時点の調査会社リフィニティブの集計によると、米主要大型株で構成されるS&P500指数の構成企業の同期の1株当たり利益(EPS)は、前年同期比5.8%増と予想されている。コロナ禍からの反動は一巡しており、各四半期とも高い増益率が続いた21年と比べると鈍化する見込みだ。

 年ベースについては、22年のEPSは前年比9.9%増の228.81ドル、23年は同9.3%増の250.05ドル、24年は同7.9%増の269.81ドルと、最高益を更新していくと予想されている。

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