《ドル・円》安すぎる円の水準=佐々木融
有料記事
ドル・円相場は1998年以来24年ぶりに1ドル=139円台まで上昇(ドル高・円安)した。しかし、米国の物価は過去24年間で日本より80%も高くなっているので、日米の相対的な物価水準が24年前と同じになるには、1ドル=80円になる必要がある。
購買力平価でみても、ドル・円の均衡水準は85円程度と計算される。同じ分析方法による98年当時の均衡水準は138円だっ…
残り270文字(全文450文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める