投資・運用THE MARKET

《NY市場》秋に向けての需給要因が次のハードルに=堀古英司

 今年の米国株式相場はインフレ懸念からくる金融引き締めに対する警戒感、そして金融引き締めが経済を腰折れさせる懸念から大きく下落してきた。しかしインフレの先行指標は春以降ピークアウトを示し、2022年4〜6月決算を見る限り、景気減速から来る企業決算への影響も最小限に収まりそうだ。ウクライナ問題はくすぶるものの、株式市場への逆風は弱まりつつあるといえる。

 このようにファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の問題が改善に向かう一方で、次のハードルになると見られるのは秋に向けての需給要因だ。米国では税制上、キャピタルゲイン・ロスの損益通算が認められており、年初来大きな含み損が出ていると想定されることから、節税絡みの売りが待ち構える展開が予想される。ファンダメンタルズの改善を受けて、下値はサポートされるだろうが、本格的に上昇していくには、強い買いエネルギ…

残り94文字(全文470文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月14日号

どうする?どうなる?日銀大検証16 岸田政権「インフレ抑制」へ 10年ぶり総裁交代で緩和修正 ■浜田 健太郎19 インタビュー 軽部謙介 帝京大学教授・ジャーナリスト 日銀が甘くみた内閣の力 「安倍1強」に内部ひょう変21 「 ガラパゴス」日銀 市場機能をマヒさせた「看守」 低金利慣れの財政に大打撃 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事