【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

教養・歴史

技術移入から新幹線まで150年を振り返る=枝久保達也

旧新橋停車場跡に復元された駅舎。日本の鉄道はここから始まった
旧新橋停車場跡に復元された駅舎。日本の鉄道はここから始まった

 日本の鉄道は明治維新後の近代国家形成の過程で、整備されていった。黎明(れいめい)期には鉄道発祥の地である英国で学んだ井上勝に代表されるように、まずは海外の優れた技術を取り込んで、基礎を作り、そののちに日本の情勢に合わせて国産化を進めた。

 明治から大正にかけて鉄道が発展していく過程で、民間の活力を生かすかたちで、多くの私鉄が生まれた。特に阪急グループの創始者である小林一三は、私鉄ビジネスモデルの源流をつくったといえる。鉄道の延伸と拠点駅周辺の商業施設の整備、宅地開発を組み合わせて進んでいった。沿線開発の進展で郊外化が進むと都心と郊外を直結する地下鉄の必要性が高まった。

 戦争は鉄道にも打撃を与えた。利用は制限され被害も大きかったが、弾丸列車計画は戦後、新幹線に継承された。

残り5366文字(全文5705文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら3ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月13日号

論争で学ぶ 景気・物価・ドル円14 バブルは別の顔でやって来る ■熊野 英生17 鳴らないアラート 「経済の体温計」を壊した罪と罰 ■中空 麻奈18 対論1 米国経済 景気後退入りの可能性高い ■宮嶋 貴之19  景気後退入りの可能性は低い ■高橋 尚太郎20 対論2 日銀 23年後半から24年前半 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事