《NY市場》グローバルに競争力を発揮している成長企業に投資機会=村山誠
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8月19日時点の調査会社リフィニティブの集計では、米主要大型株で構成されるS&P500株価指数の1株当たり利益は、2022年は前年度比8.4%増、23年は同8.1%増、24年は同8.3%増と予想されている。
今後、米国景気が鈍化しても、独自の技術力やビジネスモデルでグローバルに競争力を発揮している企業は、22年以降も史上最高益を更新する可能性が高い。
野村証券では、米長期金利は目先、3%手前で一進一退が続くとみている。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げペースを緩め、23年9月には利下げ局面へ移行すると想定しており、その流れに先行する形で、米長期金利は今後、上昇頭打ちから低下傾向となっていくと予想している。そのような局面では、史上最高益を更新する企業群の株価は、米国株式市場平均を上回る株価パフォーマンスを示すだろう。
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週刊エコノミスト
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