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経済・企業 深層真相

ねぶた支援も電源開発も 東芝後継は日本風力開発

 東北3大祭の一つ、青森ねぶた祭が8月2~7日、新型コロナウイルス禍の影響から復活し、3年ぶりに開催された。地元が気をもんでいたのは、70年以上の歴史を持つ運行団体「に組」のメインスポンサーである東芝が今年に入って撤退を決めたこと。しかし直前になり、風力発電事業を手掛ける日本風力開発グループが名乗りを挙げ、に組のねぶたは無事運行された。

 原子力発電を事業の中核に据えてきた東芝は40年以上にわたり「に組」を支えてきた。一方の日本風力開発は1999年の設立で、青森県六ケ所村で風力発電事業の開発を手掛け、現在までに76基、13万キロワット以上の風力を開発、運営してきた実績を持つ。

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