経済・企業THE MARKET

《穀物》高騰一服するも秋に再上昇の可能性 柴田明夫

 米シカゴ穀物価格は6月以降、ひとまず高騰一服の状況だ。8月29日時点で、小麦は1ブッシェル=8.20ドル、トウモロコシは同6.83ドル、大豆が15.35ドルとロシアのウクライナ侵攻前の水準まで急落した。ウクライナ産穀物の輸出再開、干ばつ懸念のあった米国の小麦生産が順調なこと、米国の利上げなどで、投機筋が利益確定売りに転じたことが要因だ。8月1日にウク…

残り267文字(全文444文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月6日号

上がる金&揺らぐドル 史上最高値への地殻変動16 米実質金利との逆相関 崩れた背景に中銀の買い ■村田 晋一郎/谷道 健太19 これで分かった! 「金」の基礎知識 Q&A ■池水 雄一 徹底展望 2023年末 金価格の見通し22 2300ドル 非民主的国家が買い増し 西側への不信で分断拡大 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事