《NY市場》労働力不足で賃金インフレ続き株式市場には重し 橋本真拓
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米金融当局は、インフレの抑制が確実となるまで、利上げの手を緩めないだろう。
最も不透明なのは賃金インフレの動向だ。労働需要に対し、労働人口は約500万人不足している。前トランプ政権下で厳格化された移民政策や、コロナ禍を機に55歳以上の人々が労働市場から撤退したことなどを背景に、労働の供給が足りていない。モノのインフレは減速しているが、当局が着目している個人消費支出(PCE)物価指…
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週刊エコノミスト
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