《原油》80ドル台半ばで下値は堅い 柴田明夫
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原油の上値が重い。米ニューヨークWTI原油価格は、9月に入り1バレル=80ドル台後半で推移している。世界主要各国の中央銀行の相次ぐ利上げで景気後退の懸念が高まり、石油需要が減退するとの見通しに加え、中国政府の「ゼロコロナ政策」堅持で同国景気に急ブレーキがかかり、原油輸入が減少していることも要因だ。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど機構非…
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週刊エコノミスト
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