《NY市場》インフレ退治で景気後退した過去の再来を警戒 村山誠
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かつて米国でインフレが深刻な問題となっていた時期に米連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めたボルカー氏は、1979年8月の議長就任後、ただちに金融引き締めに着手した。一時は前年比15%増を超えていたインフレ率は徐々に低下、インフレ沈静化には成功したものの景気は後退し、米国の失業率は一時期10%を超えた。パウエル現FRB議長はインフレ抑制を優先する姿勢を示しているこ…
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週刊エコノミスト
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