《長期金利》低下圧力が加わる 海老原慎司
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10月12日の本稿執筆時点で、米欧債券の利回りは9月下旬の直近高値を上回る上昇基調を強めている。金利変動幅が大きくなり、そのリスクの対価を要求するように、特に10年超の年限を中心に、日本の国債利回りにも上昇圧力がかかっている。
一方、米欧中銀による積極的な利上げが市場で織り込まれる中、為替リスクを回避するためのコストは大きく上昇している。そのため、日本の投資家にとっ…
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週刊エコノミスト
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