《NY市場》上値は重い展開が続く可能性 村山誠
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発表が進む米企業の2022年7~9月期決算は、10月21日時点の調査会社リフィニティブの集計では、四半期の1株当たり利益(EPS)は前年同期比2.6%増と、低い増益率が予想されている。一方、年度ベースについては、22年は前年比6.7%増の222.14ドル、23年は同7.5%増の238.78ドル、24年は同8.1%増の258.03ドルと増益が予想されている。
サプライチェーン問題は解消しつつあるものの、インフレなどマクロ経済環境の悪化やドル高の影響などから、今後、上記の業績予想が下方修正される可能性は想定しておくべきだろう。
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週刊エコノミスト
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