《原油》膠着相場が続く 柴田明夫
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原油市場は、強弱材料が拮抗(きっこう)し波乱含みだ。米ニューヨークWTI原油は、9月26日に1バレル=76ドルまで売られ、ウクライナ危機前の水準を下回った。10月7日には92ドル台まで急反発したものの、その後は80ドル台前半まで売り込まれている。米エネルギー情報局(EIA)は、最近の原油市場について「想定を上回る石油供給の混乱に加え、原油生産量の拡大ペースの遅れが原油価格を下支える一方、…
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