《NY市場》下値探りから底値を見極める局面へ 中川幾代
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米国市場では10月後半、利上げペース減速への期待感が広がり、弱気心理が好転の兆しをみせた。米連邦準備制度理事会(FRB)の一部高官が急激な景気減退リスクを懸念しており、早ければ12月の会合で利上げ幅が0.5%に縮小されるとの見方が浮上したためである。
11月8日には中間選挙が控える。1950年以降、米主要大型株で構成されるS&P500指数は中間選挙後の12カ月間で下落したことは一度もない。歴史を踏まえると、相…
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週刊エコノミスト
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