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《ドル・円》政府の円買い介入、タイミングに疑問 佐々木融

 ドル・円相場が151円台まで上昇したところで、財務省は再び円買い介入を行った。9月の介入に続く今回の介入は金額が比較的大きかったと見られる。

 介入実施の水準はある程度予想の範囲内だったが、実行されたタイミングは予想外だった。ロンドン時間の金曜日午後3時半と、日本時間の月曜日午前8時半。どちらも参加者が比較的少なくなり、市場の流動性があまりない時間帯だ。

 市場が閑散となるタイミングでわざと大量の取引を行うのはリスペクト(尊敬)されるやり方ではない。「過度な変動は絶対に容認できない」(鈴木俊一財務相)と言いながら、自らが意図的に急激な変動を作り出すのは、いかがなものだろうか。

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