《プラチナ》供給過剰から不足へ 中山修二
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世界の白金需給は、最近、専門機関のチーフアナリストが先行き見通しを供給過剰から供給不足へ転換したことに注目したい。供給を見ると、世界最大の白金生産国である南アフリカで、自然災害や労働力、原料炭不足で発電所の稼働率が著しく低下したため、白金鉱山の操業率が下がって、減産を強いられている。大手労組の賃上げ交渉や新型コロナ感染拡大による就労悪化も減産の要因だ。世界の白金生産第3…
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週刊エコノミスト
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