《長期金利》年末に上昇圧力緩和 小玉祐一
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10月27、28日に開催された日銀金融政策決定会合では、日銀の黒田東彦総裁に政策修正の意思が乏しいことが改めて示された。実際、円安対策のための金融政策修正にはあまり意味がない。小幅な修正しかできないのであれば、手詰まり感から逆に円安が加速する可能性もある。債券市場では、もはやイールドカーブ・コントロール(YCC)が持続不可能になったとみなされ、再び債券売りが殺到するだろう。YCCの…
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週刊エコノミスト
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