経済・企業THE MARKET

《長期金利》年末に上昇圧力緩和 小玉祐一

 10月27、28日に開催された日銀金融政策決定会合では、日銀の黒田東彦総裁に政策修正の意思が乏しいことが改めて示された。実際、円安対策のための金融政策修正にはあまり意味がない。小幅な修正しかできないのであれば、手詰まり感から逆に円安が加速する可能性もある。債券市場では、もはやイールドカーブ・コントロール(YCC)が持続不可能になったとみなされ、再び債券売りが殺到するだろう。YCCの…

残り290文字(全文483文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月6日号

上がる金&揺らぐドル 史上最高値への地殻変動16 米実質金利との逆相関 崩れた背景に中銀の買い ■村田 晋一郎/谷道 健太19 これで分かった! 「金」の基礎知識 Q&A ■池水 雄一 徹底展望 2023年末 金価格の見通し22 2300ドル 非民主的国家が買い増し 西側への不信で分断拡大 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事