新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 深層真相

日銀新総裁「10月内示案」見送りの背景に「すぐ円高」の観測

 来春就任する次期日銀総裁の国会同意人事を10月に内示する案が検討されていたが、見送られた。そもそも黒田東彦総裁=写真=の後任が絞り込まれていないのが理由だが、6月以降円安誘導発言を繰り返す黒田氏を実質無力化させ、支持率が低迷する岸田文雄政権の挽回策として政府・与党の一部で検討されていた。

 ただ、米中欧経済の先行きが不透明で、米利上げの反動で世界的な株安が始まり、「円高に転じるのは時間の問題」(与党筋)。円安是正で日銀が早期の金利引…

残り329文字(全文547文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事