《欧州株》水準を切り下げか 桂畑誠治
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米株高や天然ガスの価格低下などを背景に、Stoxx(ストックス)欧州600指数は11月中旬にかけて上昇した。
米連邦準備制度理事会(FRB)が今後、これまでの大幅利上げの影響を考慮して、利上げペースを鈍化させたとしても、米国の消費者物価指数(CPI)の上昇率は10月、前年同月比7.7%と高く、利上げを継続することは避けられないだろう。
年末にかけて、市場参加者が予想する政策金利のターミナルレート(最終到達点)は上方シフトし、行き過ぎた早期利下げへの期待は修正されるだろう。
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週刊エコノミスト
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