経済・企業THE MARKET

《NY市場》長期金利低下で米国株は来春に向けて上昇 武井章浩

 低迷を続けた米国株も底を打ったとの見方が広がっている。米主要大型株で構成されるS&P500は年初の過去最高値から25%下落し、10月に大底を付けたが、11月後半にかけて10%以上回復した。

 米長期金利が低下するとの見通しが、買われた主な理由である。米消費者物価指数は6月、年率で9.1%と悪化したが、10月の上昇率は目にみえて縮小し、ピークアウトしたとみられる。インフレ抑制を目指す米連邦準備制度理事会(F…

残り312文字(全文520文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月6日号

上がる金&揺らぐドル 史上最高値への地殻変動16 米実質金利との逆相関 崩れた背景に中銀の買い ■村田 晋一郎/谷道 健太19 これで分かった! 「金」の基礎知識 Q&A ■池水 雄一 徹底展望 2023年末 金価格の見通し22 2300ドル 非民主的国家が買い増し 西側への不信で分断拡大 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事