《ドル・円》円安・ドル高は終盤戦 高島修
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米労働省が11月上旬に発表した消費者物価指数はインフレのピークアウトを感じさせる内容だった。市場では金融引き締めに対する警戒感が後退した。米金利が低下する中、米ドルはほぼ全面的な反落となり、2022年に入って続いた円安基調は一転して大幅な円高となった。
近年、米ドルは世界随一の逃避通貨とも目されるようになった。米国の株安など22年のリスク回避的な市場環境下、全般的な米ドル高が…
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週刊エコノミスト
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