週刊エコノミスト Online編集後記

金山隆一/浜田健太郎

編集部から

 1時間18分の動画を最後まで見てしまった。タイトルは「トヨタbZ4Xで東京→青森までレースしたら……」。4人のユーチューバーがそれぞれ4台の最新電気自動車(EV)(トヨタbZ4X、日産アリア、米テスラのモデルY、韓・現代のアイオニック5)に乗り込み、到着時間や充電回数を検証している。

 私が見たのはトヨタ版。日本のEVの問題点や充電インフラの課題などをズバリ指摘しているので、記者仲間、業界の専門家に拡散したら「忖度(そんたく)のない率直な評価」に全員が納得した。この動画より価値ある情報を一般のメディアは届けられるのだろうか。

 次号でCES(全米最大の家電ショー)に登場したソニーホンダモビリティEVの評判、テスラ第2のアジア工場の可能性を探ります。日銀初の女性総裁誕生も気になるところ。

残り868文字(全文1219文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事