平野純一/浜條元保
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編集部から
毎日新聞のインターネット経済ニュース「経済プレミア編集部」から、2月1日にエコノミストに異動しました。読者の皆さま、よろしくお願いいたします。
経済の基本は「需要と供給」の関係だと思いますが、供給が過ぎれば、価格が下がるのは当たり前のことです。1000兆円の国債発行は世界の中でもダントツの大量供給(GDP比)。もちろん、日本がどんどん成長して税収が上がれば、国債価格は下がらずに済むのかもしれませんが、それは期待薄です。日銀が国債を半分も保有して“ファイナンス”するとは、あまりの異常事態です。
経済の基本に従えば、国債価格はいずれ「下がる=金利は上がる」ことは避けられません。日本は需要を先食いしすぎました。これからは「1000兆円の逆襲」を覚悟しなければならないのではないでしょうか。
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週刊エコノミスト
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