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週刊エコノミスト Online 編集後記

谷道健太/加藤結花

編集部から

 マイナンバーカードを申し込んだ。政府は普及促進策の一環として、取得者に最大2万円相当の「ポイント」を付与する。それを目当てに申し込んだのは昨年12月16日。すぐにカードが届き、ポイントを手にできると思ったが、甘かった。

 区役所から「交付通知書」が届いたのは1月半ば。受け取る日時を予約する必要があり、専用サイトにアクセスすると最も早くて2月6日だった。なぜそんなに時間がかかるのか。

 区役所に問い合わせると「ポイントをもらえる期限が年末に迫り、申し込みが殺到していたから」。窓口で交付できる枚数には限りがあり、交付までの時間が長くなるという。その後、政府が期限を2月末に延長したため、今も申請者が多いままだ。

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