《長期金利》日銀政策の柔軟化による上昇の可能性 海老原慎司
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今年1月の米雇用統計は、労働需給の一段のタイト化を示す一方で、賃金上昇率の減速基調が確認される内容だった。これを受けて米短期金融市場は、3月と5月に加え、6月の連邦公開市場委員会での0.25%利上げ実施を想定した織り込みが進み、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが「より高水準、より長く」になるとの見方を強めている。FRBの利上げが長引けば、日銀の政策変更の「機会の窓」もより長…
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週刊エコノミスト
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