《中国株》旧正月の感染拡大は不発 懸念は不動産市況と外需の行方 斎藤尚登
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国際通貨基金(IMF)は1月30日、中国の今年の成長率見通しを5.2%とする「世界経済見通し」を発表した。昨年10月時点の4.4%から大幅な上方修正だ。新型コロナウイルスと共存する政策に転換したことで、消費が大きく回復すると見込んだ。新規感染者数の減少に伴い、景気はさらに力強さを増すだろう。
翌日の上海総合株価指数は前月末比5.4%高の3255ポイントで引けた。市場参加者が…
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週刊エコノミスト
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