《欧州株》暖冬で景気懸念後退 近藤智也
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今冬の欧州では気温が記録的に暖かく、エネルギーの需要が平年実績を大きく下回っている。その結果、エネルギー価格は下落してきた。企業や家計の負担が軽減されているだけでなく、各国政府の財政状況にも余裕が生まれ、景気の先行き懸念が後退した。それが株価を押し上げている。
インフレが鈍化したことを受け、利上げ幅の縮小や利上げが早期に停止するという期待感が高まっている。だが、欧州…
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週刊エコノミスト
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