マーケット・金融グラフの声を聞く

太陽黒点の増加と米金利の上昇が連動? 市岡繁男

 太陽黒点の日次データは1755年から今日まで続く貴重な記録だ。太陽は約11年周期で活発な時期(太陽黒点が多い)と弱い時期を繰り返し、現在の周期は2020年9月に始まったばかりだ。

 太陽黒点で注目したいのは、そのピーク前後に歴史的な革命や戦争が起きていることだ。例えば、フランス革命(1789年)や南北戦争(1861年)はピークの前年、ロシア革命(1917年)や日中戦争(1937年)、ベルリンの壁崩壊(1989年)は当年、普仏戦争(1870年)や日露戦争(1904年)はその翌年がピーク…

残り368文字(全文612文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事