ロシア同様に対中投資も接収? “イラン核武装”で中東戦争再来? 市岡繁男
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昨年2月のウクライナ戦争勃発以降、世界は米国を中心とする西側諸国と、ロシア、中国を中心とする旧共産圏の2大ブロックに分断し始めた。安いサプライチェーンよりも安全なサプライチェーンが重視され、過去30年以上にわたる東西融合は終焉(しゅうえん)を迎えつつある。
そんな情勢の変化に伴い、経済の先行きを考えるには地政学上の分析が不可欠となった。その意味で筆者は次の二つの報道が気になる。一つは、プーチン露大統領が「ロシア企業は『非友好的』な国の株主の議決に従う必要はない」とする法令に署名という記事…
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週刊エコノミスト
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