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週刊エコノミスト Online 深層真相

初のビール営業未経験者がアサヒの新社長に

2021年度の日本マーケティング大賞の表彰式で、日本マーケティング協会の藤重貞慶会長からグランプリの盾を受け取ったアサヒビールの松山一雄専務(右)
2021年度の日本マーケティング大賞の表彰式で、日本マーケティング協会の藤重貞慶会長からグランプリの盾を受け取ったアサヒビールの松山一雄専務(右)

 アサヒグループホールディングス(HD)傘下のアサヒビール社長に松山一雄専務(62)が3月16日に就任する。P&Gファーイーストインク(現P&Gジャパン)、ラベル印刷機大手のサトーHD社長などを経て2018年にアサヒビールに入社したが、同社の歴史上、ビールの営業経験のない初の外部出身社長となる。

 松山氏はマーケティング本部長として昨年、主力の「スーパードライ」を1987年の発売以来、初めてリニューアル。80年代に経営危機に陥っていたアサヒを復活させたドライは、このところ販売量が落ちていたが、同社では聖域化して手が付けられていなかった。外部出身の松山氏だからこそできた英断といえる。この結果、ドライの販売量が増え、昨年はキリンビールを抜き3年ぶりに国内シェア首位に返り咲いた。

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