《NY市場》流動性の拡大で反転相場は継続へ 武井章浩
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米株式相場は2月初旬まで、目立って反転した。市場は米経済が減速し、今年半ばに後退すると予想している。その中で株価が上昇したのは、中国など世界各国の中央銀行による一時的な流動性注入で資金が市場に流入したことが大きい。
米連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレ抑制には時間が必要としている。実際、失業率は54年ぶりの低水準で、消費者物価指数の約3分の1を占める住宅費も依然上昇。その一方で、労働参加率の改…
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週刊エコノミスト
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