《NY市場》インフレ高止まり懸念の再燃で金融政策への不透明感が増大 橋本真拓
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強い経済指標を背景に、インフレ長期化の可能性が高まっている。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は2月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、モノの価格でインフレ率の低下が進展していると言及したが、3月7日の上院議会証言では少なくとも一部は反転するだろうと発言を翻した。
賃金インフレの減速も、歴史的に低位な失業率を背景に、十分に進んでいない。再燃したインフレ高止まりへの懸念により、金融市場は利上…
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週刊エコノミスト
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