経済・企業THE MARKET

《穀物》米国の作付け進捗に注目 村井美恵

 米シカゴ穀物市場では、トウモロコシの下落が一服した。3月中旬に期限を迎えるウクライナ産穀物輸出合意の延長への不透明感や、2月後半の下落に対するポジション調整の買い戻しなどが価格を下支えした。大豆は干ばつによるアルゼンチンの生産量下方修正観測などから買われた。

 3月の米農務省需給報告では、トウモロコシ、大豆とも2022/23年度のアルゼンチンの生産量見通しが引き下げられた。…

残り282文字(全文470文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月13日号

電力が無料になる日 NTT、東電、トヨタが拓く未来14 NTT、東電、トヨタの共闘 捨てる再エネは「宝の山」 ■金山 隆一18 インタビュー 森島龍太・電池サプライチェーン協議会業務執行理事「電池は国家のエネルギー戦略そのもの」19 電池のリユースは自動車業界の命綱 ■藤後 精一20 EV電池の送電 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事