《ブラジル株》左派政権に市場は懸念 堀江正人
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過去1年間のブラジル・ボベスパ指数の推移を振り返ると、米国が金融引き締めを強化したことに懸念が浮上した2022年4月上旬から大きく下落した。その後、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化を背景に、ブラジルのエネルギーや食糧に投資家の期待感が高まった。同指数は7月に反発した。
ただ、10月の大統領選挙で左派労働者党のルラ元大統領が勝利すると、市場では「左派政権のバラマキ政策によって…
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週刊エコノミスト
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