《長期金利》0.5%上限付近で推移 宮嶋貴之
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シリコンバレー銀行の破綻などを契機とする米国の金融不安の顕在化で、日本の債券市場も動揺している。市場では、マイナス金利解除、長短金利操作(YCC、イールドカーブ・コントロール)の再修正ないしは撤廃の早期実施観測は一時後退し、今後の注目点は、植田和男・新日銀総裁の初となる4月27〜28日の金融政策決定会合だ。欧米の金融不安を踏まえると、今回の会合では長期金利の変動幅再修正は現実的ではな…
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週刊エコノミスト
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