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《中国株》年後半にリオープン買い第2弾か 李燕

 MSCI中国指数は昨年11月から今年1月まで「リオープン(経済再開)買い」の第1弾を演じ、予想PER(株価収益率)は1月末に14倍に回復した(過去10年平均は約12倍)。企業価値評価の修正が一段落し、2月は利益確定売りが進んだ。

 調整が一巡した後の3月初めは反発を試す展開になった。しかし、予想外の欧米金融不安に加え、中国が今年の成長率目標を控えめに設定したことで、上旬に反落し…

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