自民“大阪テコ入れ”本部長の茂木幹事長が維新に急接近の意図
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自民党は5月11日、新設した「大阪自民党刷新本部」の初会合を開いた。4月の統一地方選で日本維新の会が躍進したことを受け、国政・地方選挙で議席減にあえぐ府連を党本部直轄で立て直すのが狙い。本部長の茂木敏充幹事長は同日、「『自民党大阪刷新プロジェクト』を策定し、党勢拡大に向けた取り組みを進めていきたい」などと語った。しかし、当の府連関係者の心中は複雑だ。
「2021年の衆院選で落選した府連の元議員たちは、党本部に1年あまり選挙区支部長就任を留保された。資金が不足し、秘書を辞めさせざるを得ない状況に追い込んで、今さら党本部直轄か」
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週刊エコノミスト
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