《ブラジル株》財政均衡を狙う「財政枠組み法案」が焦点 田中純平
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ブラジル下院は5月24日、財政均衡化を目指す「財政枠組み法案」を可決した。それを受け、ブラジル株式市場ではブラジル中央銀行による利下げ観測が高まっている。
同法案の骨子は歳出の伸び率を歳入の伸び率の70%以内に抑えるというもの。「財政健全化→インフレ抑制→政策金利の引き下げ」といった連想が働きやすい。また、中銀のカンポス・ネト総裁が現地メディアに「インフレ予測と長期金利に良い影響を及ぼ…
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週刊エコノミスト
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