《中国株》不動産懸念が再燃 李燕
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MSCI中国指数とハンセンテック指数は7月に持ち直したが、8月上旬に反落した。7月の主要経済指標が総じて市場予想を下回ったほか、不動産大手の碧桂園(カントリー・ガーデン)にデフォルト(債務不履行)のリスクが強まったからだ。
同社の資金繰りが悪化する背景には、地方都市で住宅販売の回復が遅れていることが挙げられるが、当局の支援不足も反映している。不動産市況の悪化と経済指標…
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週刊エコノミスト
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