《インドネシア株》堅調な内需で中銀に利下げ余地も 今井正之
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インドネシアのジャカルタ総合指数(JCI)は5月下旬の安値6500ポイント台から緩やかな上昇に転じ、8月下旬は6900ポイント台で推移している。
好調な株価を支えるのは、家計消費や固定資本投資などの内需が堅調なことだ。2.7億人に上る総人口に占める若年層が多いことが背景にある。4~6月期の実質経済成長率は前年同期比5.17%に加速した。
外需面でもインドネシア経済の堅調さが引き立つ。中国経済の減速を背景に液化天然ガスやニッケルなどの商品価格が一服した影響はあるが、成長率予想が下がっているシンガポール、タイ、ベトナムなど周辺諸国とは対照的だ。
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週刊エコノミスト
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