《長期金利》しばらく0.7%近傍 野地慎
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9月9日付の読売新聞で植田和男日銀総裁のインタビュー記事が掲載され、その中で植田氏が「賃金と物価の好循環を見極めるためのデータが年末までにそろう可能性もゼロではない」と述べたことから、10年国債利回りは0.7%台に乗せた。
ただし、その記事で植田総裁は「下振れリスクを重視せざるを得ない」とも述べており、これに鑑みれば、従来のスタンスから大きな変化はないと思われる。だが、米国の10…
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