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投資・運用 深層真相

アーム再上場の主導役は“昔なじみ”の英バークレイズ

 ソフトバンクグループ(SBG)子会社で英半導体設計大手アームが9月14日、米ナスダック市場に上場し、初日の時価総額は652億ドル(約9兆6000億円)と、今年最大の新規株式公開になった。主幹事証券は英バークレイズ、米ゴールドマン・サックス、米JPモルガン・チェース、米国みずほ証券の4社だが、主導権を握ったのはバークレイズだ。

 SBGは2016年9月に、ロンドン証券取引所に上場していたアームを買収(当時の為替レートで約3.3兆円)しており、アームは再上場。SBGによる買収以前からアームの主要取引金融機関だったバークレイズにとって、SBG関連では今回が最大の案件だ。

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