《NY市場》企業決算と金融政策の展開に注目 橋本真拓
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米国の堅調な雇用、根強いインフレ圧力を背景に、政策金利の水準の切り上げを市場が織り込み、米長期金利は上昇傾向にある。加えて米自動車大手3社では労使交渉がもつれてストライキが実施され、自動車生産の圧迫から中古車価格は上昇懸念がくすぶる。イスラエルでの紛争による原油価格の上昇や、下院議長解任による11月後半の政府閉鎖など、先行きに不透明感が漂っている。これらの悪材料を受け、夏以降、米国の株価は調整してきた…
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